皮膚科にいかずにほくろがとれた

■脂漏性角質繊維
注意:脂漏性角質繊維はホクロと間違えられることがあります。 ワートモールバニッシュは脂漏性角質繊維の除去にはお奨めしません。この種の皮 膚病は除去後に再発する傾向があります。
脂漏性角質繊維(SK)は最も一般的な皮膚病です。 脂漏性角質繊維の原因は分かっていませんが一般に年齢が高く日光が当たる部分に出来ま す。多数の脂漏性角質繊維がある人もいます。出来る場所は顔、首、胴です。 よく見られる脂漏性角質繊維は通常の皮膚とくっきり分かれていて、黒茶褐色で皮膚の上 に乗っている様に見え表面は堅い。
傷つけたり、引っかいたりすると表面が崩れて出血する。かゆく変形した脂漏性角質繊維 は皮膚癌や黒色腫に間違われる。 脂漏性角質繊維は悪性の可能性はありません。それは表皮だけの病変で、殆ど傷を残さず いろいろな方法で取り去る事が出来るからである。

■ホクロって何?
ホクロ(色素細胞母斑)は皮膚の各層に発生する斑点状細胞です。誰にでもホクロはあります。 ご存知の通り黒茶褐色の斑点ですが、実はホクロにはさまざまな形があります。

女性の頬等に見られるホクロは“ビューティマーク”と呼ばれ、時にはファッションのように扱われますが、 全てのホクロが美しいわけではありません。 ボコッと突き出ている様な見苦しいホクロもあります。その部分に黒い毛が生えていたり、危険性もあります。 ホクロは皮膚のあらゆる所に見られます。通常茶褐色で大きさも形もさまざまです。
大体のホクロは20歳までに現れますが、それ以降にならないと現れない場合もあります。 日光に当たるとホクロは黒ずみ、数も増えてきます。

■ホクロの種類
・先天性母斑-赤ちゃんの約1~3%は、出生時にはすでに1つや2つある。 ・繋がったホクロ。通常は茶色で、平ら又は少し盛り上がっている。 ・複合したホクロ。少し盛り上がっていて、色は薄い茶色から黒茶褐色のものまであり、  上下皮膚層(表皮と真皮)にメラニン色素産生細胞(メラノサイト)を含む。
・真皮のホクロ。色は肌色から茶色のものがあり、隆起していて、上半身に多く見られ、毛が生えている。 ・脂肪性ホクロ。それらは脂性の人によく生じ、黄色く、きめが粗い。 ・青色母斑。 少し盛り上がっており、皮膚下の色素により色付き、一般的には女性の頭、頚部、腕にできる。

■ホクロの特徴
・ホクロはごく一般的な良腫瘍である。
・成人一人当たり、約15~20のホクロがある。
・ホクロにはいろいろな種類がある。
・ホクロはメラノーマ又は悪性癌に変換する。
・ホクロの再発は通常、メラノーマの徴候である。

大抵のホクロは良性であるが、不定型のホクロ(形成異常母斑)は悪性黒色腫に発展し皮 膚癌になる可能性がある。
不定型ホクロは遺伝である事が多い。大抵鉛筆に付いている消しゴムより大きく、形と色 は不規則である。 先天性母斑は後から発生したホクロに比べて、癌性に変わる傾向がある。
悪性黒子(ハッチンソン色素班)の場合、50歳以降顔に発展するのが一般的で、 色は濃い部分と薄い部分が混ざっている。段々大きくなり色も濃くなっていく。 3分の1の割合で、悪性黒色腫と呼ばれる皮膚癌に発展すると知られている。

■癌の疑いがあるホクロ
・自然と潰瘍形成又は出血を伴うもの
・痛みや痒みのあるもの
・先天性のものや異常に大きな母斑やホクロ
・大きさや色が変わるもの
・原因不明な炎症の変化が見られるもの
・連結していたり、重なり合っていたりするもの

癌の疑いのあるホクロは完全に取り払い、病理検査や細胞診検査を受けるべきです。